クラシック専門家の目線でみる「ベートーヴェン」【2023ベートーヴェン】
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KEYWORD 1|ベートーヴェンの音楽活用
ベートーヴェンのモチーフが縦横無尽に登場する音楽は、躍動感にあふれていました。
「合唱」交響曲のスケルツォ、「英雄」、「運命」交響曲のフィナーレ、さらには「コリオラン」序曲など、歌に変身できるとは全く予想していなかったテーマまで登場したベートーヴェンの旋律の大饗宴でした。
厳粛なコンサート会場とは違う、リラックスをした雰囲気でベートーヴェンの旋律に魅了されたのは、クラシックを難しく感じる観客にとって、大切な経験だったと思います。
イ・チェフン|クラシックコラムニスト
ミュージカルのすべての曲がベートーヴェンの音楽を変形させた結果を求めるということを予想していましたが、実際にみてみると、非常に体系的な過程だったことを感じることができました。
作曲家がベートーヴェンの原曲の旋律を大衆音楽スタイルの旋律に変え、原曲を伴奏としてその上に新しいメロディーを載せるフォーマットで作業したことが分かりました。
チョ・ユンボム|バイオリニスト
器楽曲であるピアノソナタと交響曲に歌詞をつけて歌うと、旋律がなめらかに流れず、難しくなるしかないのに、原曲をよく保ちながらもミュージカルの衣をまとわせて、とても独特に作られたナンバーが耳をぴんとさせました!
私は32のベートーヴェンのピアノソナタの中で、第8番「悲愴」が一番好きです。
第一幕で「悲愴」第2楽章のエピソードが聴こえてきた時、私の胸が騒ぎ始めました。
第二幕で第1楽章の最初の始まりを前奏で構成し、第一幕で聴こえてきた第2楽章のエピソードに続き、胸が痛む主題の旋律が聴こえてきて、ベートーヴェンの彼に会うことができました。
ソナタの1つの楽章ではなく、2つの楽章の旋律を転換した作曲家シルベスター・リーヴァイの音楽的センスが光る瞬間でした。
アン・インモ|ピアニスト